Rose of York Language School

イギリス、ロンドンにある英語学校ローズオブヨークの学校情報などをお届けします。

IELTSリーディングのコツ

どうもこんにちは、ローズオブヨークランゲージスクールの松井です。
私もイギリスに来る前IELTSを受けたことがありまして、私にとってはリーディングがもっとも厄介なパートでした。読みなれていないとなかなか読めない、制限時間との格闘だったのを思い出します。
ですが、恐れるなかれ、です。リーディングには成功するコツがあるのです。今日はそのコツをご紹介したいと思います。


さてさて、アイエルツのリーティングは3つのタスクから成り立っており、制限時間は60分です。タスクのチョイスはできません。三つのリーディング課題は、本、ジャーナル、マガジン、新聞などから出題されます。問題は3つの課題全部で40問、ひとつのリーディング課題は必ずディベート形式、もしくは意見になっています。さまざまな質問のタイプがありますが、質問の形式は以下のとおり。

• 適切なパラグラフの内容を選ぶ

• 情報の適切さを、True/False/Not Givenより選ぶ

• 筆者の論点をYes/No/Not Givenより選ぶ

• マルチ・チョイス
• 短文での回答
• センテンス、もしくは概要の穴埋め
• ノート、流れ図やグラフの穴埋め
• 図表にタイトルをつける
• 分類
• 文章マッチ

 

攻略のコツ

スキムリーディング:スキムリーディング-いわば、飛ばし読み-はIELTSリーディングパートにおいて大切なスキルのひとつ。スキミングとは飛ばし読みしながら全体の内容を読み取ることです。先に質問に目を通してから本文をざっと流し読みしましょう。本文すべての内容を理解する必要はありません。スキミングで、トピックと内容を理解しましょう。ひとパラグラフを2,3分で読み終えるのがコツです。スキミングをするとき、各パラグラフの最初と最後のセンテンスを読むことで大体の内容を理解することができます。これにより、すべてを読む必要がなくなります。

スキャニング:スキャニングは正解を見つける上で大切なスキルです。質問を読み、キーワードにマークをつけたら、どこに正解に必要な内容がかかれているか、確認しましょう。質問文のキーワードにマークをつけることで、スキャニングの際により見つけやすくなります。しかし、ひとつ大切な注意点が、問題文と質問文が必ずしも同じ単語を使っているわけではないということです。

スピードリーディング: リーディングスキル攻略には、たくさんのリーディングを短時間でこなせるようにすることが大切です。制限時間を意識しましょう。もし質問の内容やパラグラフの意味が分からなければ、次の質問へ。ひとつの問題にあまり時間をかけないようにするのがコツです。

問題内容のチェック: 質問を理解し、問題の指示に従いましょう。ワードリミットに注意です。もし三文字以内で答えなければいけない場合、回答は必ず3文字以内で。多すぎると不正解となります。

全文を理解しようとしない:IELTSリーディングで大切なことは質問の答えを探すことなので、本文すべての内容や単語を理解しなくても問題ありません。これは、ほとんどすべての質問が、必要な情報がどこに書かれているかを探し出し、それをまとめる能力をテストしているからです。内容を理解して回答しなければいけない質問はたった二つ、ヘッドラインのマッチと、タイトルを選ぶもののみです。これらの質問では、キーワードを探し出し、パラグラフの内容をつかみとりましょう。

キーワード: もしリーディングトピックの分野をまったく知らなくても、答えはすべて本文にあるのであせらなくても大丈夫です。各質問にはそれぞれ必要な答えの位置を探し出すキーワードがあります。キーワードは場合によっては違う言葉で言い換えられている場合もありますが、名前、日時、数字や場所の名前など分かりやすいケースもあります。キーワードの中には本文とはまったく違う言い回しをしているときもあり、類似語や本文のセンテンスと意味の近いものを選ばなければいけない場合もあります。

単語を知る:単語を理解しているというのは、IELTSリーディング攻略の上で必要なスキルです。新しい単語を調べるとき、単語の意味のみを理解するのではなくその単語の動詞、形容詞も調べましょう。その単語を使える場合と使えない場合や、その単語の連語なども知っておくとプラスです。IELTSの回答では、単語は本文から直接抜き取らなくてはいけません。回答で単語のフォームを変えないようにしましょう。

文法:本文概要の完成や、センテンスの完成は文法を正確に使えるかということがポイントになるので、テスト終了前にセンテンスをもう一度見直し、文法の正確さを確認しなおしましょう。名詞の単数形、複数形などにも注意しましょう。
すべての質問にチャレンジ: 不正解の答えにもちろんペナルティは課せられませんので、間違えてもかまいません。答えが分からないところは、勘で答えてみましょう。もしかしたら奇跡が起きるかも。

アンサーシート: すべての回答はアンサーシートに答えなくてはなりません。答えをアンサーシートに書き写す時間というのはありませんので、十分な時間を持って回答しましょう。アンサーシートに答えを書き写すときが、スペルミス、文法ミスを発見するチャンスでもあります。
練習に練習を重ね…:リーディングスキルを上達させるには練習あるのみです。練習を重ねることにより、実際のテストで力を発揮できます。
下記リンクからIELTS練習問題にアクセスできます。
http://takeielts.britishcouncil.org/prepare-test/free-practice-tests

当スクールではIELTSコースも行っており、テスト前の対策に最適です。詳しくはhttps://www.roseofyork.com/exam-preparation/より。